上清水一三六の飛躍への暗躍

祝!ディープインパクト有馬記念優勝!!からもう1年・・・
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エッセイ・回想する上清水一三六
単発新企画!「ボスからの指令TB」


あれは、5年ほど前でしたか。
私、子供向けの絵本を出版したことがあるんですよ。
あまり売れなかったこともあって、今では絶版ですが。
タイトルですか? 『12匹のおさるどん』です。
動物園にいる12匹の猿が主人公の物語でしてね。
まあ、子供向けなのでミステリィ色は薄いんですが、
私なりの仕掛けは考えましたよ。

最初は飛び出す絵本、というアイデアでした。
でも、それじゃあ普通すぎて私らしさがない。
それで、絵が飛び出す代わりに、12体の猿の
フィギュアを付録につけたんです。
子供たちには、読むときに自分でそのフィギュアを
ページ上に配置して、人形ごっこをするような
感覚で物語を楽しんでもらおうと思いましてね。

猿のフィギュアも海洋堂に製作依頼して、かなり
いいものが出来たと思いますよ。

でも、一つだけ予想できなかったことがありましたねぇ。

幼稚園児ぐらいのお子さんって、作者の意図通りに
遊んでくれないんですよ。
なまじフィギュアが出来が良かったものだから、
絵本など読まずに、そのフィギュアだけで遊んでしまうんです。

だから、この本は古書店などで見かけると、
全部フィギュア無しの不完全本ですよ。
小さな子供は人形なんて、すぐに無くしてしまったり、
壊してしまったりするものですからね。

そんなわけで、古書店にある『12匹のおさるどん』は、
ページを開いても猿がいない空のオリの絵ばかりなんです。

猿たちはどこへ行ってしまったんでしょうねぇ?
本は処分しても、フィギュアだけは大事にとっておいて
くれたりすると、嬉しいんですけどね。
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by kamishimizu136 | 2004-07-31 10:22
『Because The Sky Is……』



今日、差出人不明の奇妙なメールが3通届いた。
いずれも意味不明の短い文章が書かれているだけで、
なぜこんなメールが私のところへ送信されたのか、
まったくわからない。

その3通のメールとは以下の通りである。

「曽我アキラ? 斧も用は無いぜ」

「ハゼが嘘泣き オイラもあの世?」

「秋は他所(よそ)もオナラが納税?」

……なんだ、これは?
暗号か何かだろうか。
暗号ならば、意味を解読せねばなるまい。
推理作家である私への挑戦状だろうか。

まず最初のヤツだ。
「曽我アキラ」って誰だ?
曽我ひとみさんの親戚か?
文章から推測するに、曽我アキラという人物なんぞ、
ザコもザコ。戦うのに武器の斧は必要無い。
そんなところか。
だから、どうしたというのだろう。

次のヤツ。
「ハゼが嘘泣き」って、ハゼが泣くのか?
しかも嘘泣き。そんな現実離れした状況に
陥ったら、「オイラもあの世?」つまり、
自分ももうあまり長くはない。
一応、解釈してみたが、さっぱりわからん。

最後のヤツ。
秋といえば、サツマイモ収穫の季節。
イモを食べれば、オナラも出るだろう。
他所では、そのオナラを税金として
納めているとでもいうのか。

それにしても、3つとも支離滅裂である。
暗号だとしたら、このままの文章を
解釈しようとしても無駄なような気がする。


待てよ?
これは、ひょっとしてアナグラムか?
ならば、私の得意とするところだ。
すべての文章をひらがなに変換して、
別の文章になるように並べ替えてみよう。

……。

……何ということだろう。
3つの文章は、いずれも全く同じ1つの文章の
アナグラムだった。
その隠された文章は、ある問いかけになっていた。


「今日も 空が 青いのは なぜ?」


この問いかけに気付いたとき、私の心の中に
美しいハーモニーが響いた。

Because the sky is blue it makes me cry.
空が青いから、僕は泣けてくる――。
ビートルズの「ビコース」という曲の一節だ。

なぜ、空は青いのか?

それはきっと、私に涙を流させるために、
神様が空を青くしたのだろう。
だって、悲しい事は世の中に満ち溢れているのに、
だって、辛い事は世の中に満ち溢れているのに、
だって、苦しい事は世の中に満ち溢れているのに、
私はいつも無理して笑ってばかりいるから。
私はいつも無理して笑わせようとばかりしているから。
泣いてもいいんだ、ということを忘れていた私に
涙を流させるために
神様が空を青くしたのだ。




どこの誰かは知らないが、美しい問いかけをありがとう。
上清水一三六、心より感謝いたします。




何年ぶりかで、思い切り泣いてみたくなって、
私は窓の外を見上げた。


だが、そこには血のように真っ赤な夕焼け空が
どこまでも広がっているだけだった。

■□■□■□■□■□【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□

■□■□■□
【ルール】
 お題の記事に対してトラバしてボケて下さい。
 審査は1つのお題に対し30トラバつく、もしくはお題投稿から
48時間後にお題を出した人が独断で判断しチャンピオン(大賞)を決めます。
 (自分自身のお題の記事にトラバして発表)
 チャンピオンになった人は発表の記事にトラバして次のお題を投稿します。
 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)とします。
 お題が変われば何度でも参加OKです。
 (企画元ブログにてチャンプランキングも開催中!)

 企画終了条件は
 みんなが飽きるまで、もしくは企画者が終了宣言をした時です。

 参加条件は特にないのでじゃんじゃんトラバをしてボケまくって
下さい。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペし
て下さい。

 企画元 毎日が送りバント 
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by kamishimizu136 | 2004-07-22 23:49
トンネルの中で
第7回トラバでボケましょう!
みなさん、お元気ですか。
私、活字界の最前衛作家・上清水一三六と申します。
「激短ミステリィ」なる胡散臭いブログで、
私に関するエピソードが面白おかしく取り上げられていますが、
今回初めて、私自ら「トラバボケ」に参加させていただくことになりました。
ちなみに「激短」の作者は、私に遠慮してか、今回は棄権するらしいです。

さて、今回の参加に当たって、私はまたしても活字文学の可能性を
広げる、画期的な手法を考案いたしました。
映画などでは、以前から結末が数パターンあり、上映日によって変
更される、というものが存在しました。
ゲームでいえば、マルチエンディングのようなものです。
これを、活字で表現したらどうなるか?
このテーマが私のチャレンジャー精神を燃え上がらせたのです。

今回の「トラバボケ」参加作品は、オチが3種類あります。
読まれた方が、どのオチに当たるかは、アクセスした日時によって
変わってきます。読むたびに違う話になっている、というケースも
あるわけです。
時間帯によっては、再び同じオチが登場してくることもありますが
3種類の他に、シークレット・オチとして1回だけ、ごく短時間のみ登場するオチも
用意してあります。

審査員の方が、どのオチに当たるかで評価は違ってくると思いますが、
トラックバック締切後には、1つのオチで固定する予定です。

あなたは、どのオチに当たるでしょうか?
それでは、どうぞ!

***************
朝の通勤電車。
トンネル内で電車が止まる。
いつまでたってもアナウンスはない。車掌も説明に来ない。

このあとの展開は !?
***************

人生において、暗いトンネルに入り込んでしまった時、
人々は、こう考える。
「今は、暗闇の中だが、いつか必ずトンネルを抜ける日がくる」
その希望が、辛く苦しい日々を生き抜く、たったひとつの
支えとなるのであろう。

通勤電車が、突然トンネルの中で止まってしまった。
アナウンスも車掌の説明もないが、乗客は全員、
「そのうち動き出すだろう」と信じてやまない。

しかし、彼らが乗った電車は、もうこの先へは進まないのだ。
くたびれた背広を着込んだサラリーマンたち。
彼らは、全員、すでに会社をリストラされた者たちだった。
会社へ行く理由が無くなっても、毎朝の習慣は変えることができず
つい電車に乗ってしまった、哀れむべき者たち。

電車が止まったトンネルは、会社への通過点ではない。
このトンネル内が、彼らの終着駅だ。
電車は、これ以上、どこへも進まない。
人生の終着駅となったトンネルの中で、
「まだ動かないのかなあ……」と、
彼らは最期の時を迎えるまで待ち続けるのだ。



■□■□■□■□■□【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□

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 審査は1つのお題に対し30トラバつく、もしくはお題投稿から48時間後に
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 チャンピオンになった人は発表の記事にトラバして次のお題を投稿します。
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by kamishimizu136 | 2004-07-16 16:11


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