上清水一三六の誤算
「やあ、入江君。元気かね?」
「元気かじゃないですよ。あんなところに閉じ込めて」
「いやしかし、さすが元特殊部隊だねえ。いつの間にか脱出してるじゃないか」
「?特殊部隊?なんすかそれ?」
「君、昔グリーンベレーにいたって言ってなかったかい?」
「・・・ボーイスカウトですけど」
「そうだったかね。似たようなもんだろ」
「アユと鮎くらい違うと思いますけど・・・」
「それより入江君。ついに終わったよ」
「何がですか?」
「決まってるだろう。ドラクエだよ。ドラクエ」
「えっ、先生終わったんですか?」
「もちろん。バシッとな」
「それは珍しいですね。大抵のRPG途中で投げ出してるのに」
「今回はサクサクっと終了したよ」
「どうですか。やってみた感想は」
「いやあ、素晴らしいね。とにかくグラフィックが綺麗だし、3Dのシステムも非常に面白い」
「そうですね。操作性は評判いいですからね」
「しかし、いたずら王子には手を焼かされたよ」
「?」
「幼馴染の女の子は可愛かったがね」
「・・?」
「そうそう。どうしても見つからない石版があってねえ」
「・・・」
「それから・・・」
「・・先生」
「んっ?」
「それはもしかしたらドラクエⅦじゃないですか?」
「セブン?」
「ええ。今世間に流通してるのはドラクエⅧですよ」
「エイト?」
「はい」
「セブンじゃない?」
「はい」
「・・・・・あっ、カラータイマーが!シュワッチ!!」
「それはウルトラ7でしょ!」
「残念。ウルトラマンでした」
入江のスペシウム光線が火を噴いたのは言うまでもない。
「元気かじゃないですよ。あんなところに閉じ込めて」
「いやしかし、さすが元特殊部隊だねえ。いつの間にか脱出してるじゃないか」
「?特殊部隊?なんすかそれ?」
「君、昔グリーンベレーにいたって言ってなかったかい?」
「・・・ボーイスカウトですけど」
「そうだったかね。似たようなもんだろ」
「アユと鮎くらい違うと思いますけど・・・」
「それより入江君。ついに終わったよ」
「何がですか?」
「決まってるだろう。ドラクエだよ。ドラクエ」
「えっ、先生終わったんですか?」
「もちろん。バシッとな」
「それは珍しいですね。大抵のRPG途中で投げ出してるのに」
「今回はサクサクっと終了したよ」
「どうですか。やってみた感想は」
「いやあ、素晴らしいね。とにかくグラフィックが綺麗だし、3Dのシステムも非常に面白い」
「そうですね。操作性は評判いいですからね」
「しかし、いたずら王子には手を焼かされたよ」
「?」
「幼馴染の女の子は可愛かったがね」
「・・?」
「そうそう。どうしても見つからない石版があってねえ」
「・・・」
「それから・・・」
「・・先生」
「んっ?」
「それはもしかしたらドラクエⅦじゃないですか?」
「セブン?」
「ええ。今世間に流通してるのはドラクエⅧですよ」
「エイト?」
「はい」
「セブンじゃない?」
「はい」
「・・・・・あっ、カラータイマーが!シュワッチ!!」
「それはウルトラ7でしょ!」
「残念。ウルトラマンでした」
入江のスペシウム光線が火を噴いたのは言うまでもない。
by kamishimizu136
| 2005-01-18 23:42